まるで、ちがう時間(とき)が流れているような感覚。空間のスケールが時間の在りようを変える。
作品の傍らを過ぎるたびに、時間がギア・チェンジしていくかのよう。
Murou Art Forest (室生山上公園 芸術の森)へ。
降りそそぐ光、、、(加工したわけではありません、、こんな光が写ってましたっ !?)
ちびたちは、からだの数倍、数十倍もある作品と戯れる、、赤蜻蛉が羽を休める、
ゆらめく水面、
ゆらめく渦、
ゆっくり、ゆっくり、その空気を確かめながら巡る。
振り返ると、、自然の像が鮮やかに水面にうつっている。
最初のゲストハウスでの解説のとおり、
だれが撮っても、どこから撮っても絵になるランドスケープ。
光と影を楽しむべし、とのアドバイス。
木々や草の葉の緑と、鉄赤とのコントラストが映える。
とても不思議で、とても美しい空間。
曽爾高原でも…
似たような感覚を味わうことのできた曽爾(そに)高原。
稜線の緩やかなカーブをバックに、そよぐ風、虫の音とが一体となって沁みてきて、その調和が心地いい。
ちらほらとススキの穂、
秋には、一面、金銀に輝きながら波打つという…。