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句読点と階段

高野進氏の「階段」健康法と、茂木健一郎氏の仕事の「句読点」のはなし。NHKの番組「プロフェッショナル」のスペシャルで取り上げられた二つのテーマ。
つね日ごろ、仕事が立て込むとなおさらに、席を立たずにはいられない。作業の切り替えに「散歩にでかける」、(そんなこと許される会社も珍しいのかもしれないけれど、)でないと次の作業にうつれない。そんな脳みそになってしまっている。
並べて書くのもおこがましく自身の非効率さを思い知るのだけれど、茂木健一郎は歯磨きとか着替えとかを「句読点」として、次の作業へ移るという。デスクから離れた瞬間に生まれてくる直感が次の作業をリアルにしてくれるという「言い訳」も成立。取っ掛かりがつかめれば、その後は惰性でなんとか進めそ うに思えてきて、こうした「助走と息継ぎ」の必要性を再確認。同じような効能をもたらす「眠り」のリセット作用も脳科学から説明された。
もうひとつは、スプリンター・高野 進の、踵を先につけて階段を昇るという健康法。女性アナウンサーも「きく~っ」とおっしゃいながら、一段抜かしを試みる。いままで階段の存在に気づくこと さえあやしかったのに、ここ1週間くらい、一段一段、踵から床を踏みしめる。腿とかふくらはぎの裏側の筋肉にきくと言われて、きいてきたーって気がしてくるのは、やっぱり気のせいか・・・。
身体からのリセットと、身体のリビルド。

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