中小機構主催。＠ホテルグランヴィア大阪。
曖昧模糊とした「ブランド」という言葉。でも、その響き自体、地域づくりに関与する多くの人びとをひきつける力をもっている。
志あるひとが、それを求心力にして、業界、異業種、異分野の垣根を取っ払う。あるいは、ＯＥＭ生産という流通機構により、ある意味守られてきた地場産業 が、国際競争に晒され、逆の立場におかれ、生き残りをかけて奮闘する。ともに、背景にあるまち固有の物語が語られることにより、いっそう強化される。そうした様子が語られた。
これまで生産者と消費者・マーケットが隔離された地域産業（農業と同じように）が、それを直結させるマーケティング・ツールとして「ブランド」を活用しようとしている。
最後にあった、地域の人びとの愛着や誇りを経済活動の土俵に載せるためにどうしたらいいのか。それってとても重要な論点だと思う。