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デザインについて妄想中

「知財で「デザイン思想」を護る」という話しを聞いてきた。

思想、情報、カタチ、、、それぞれの指すコトがらの違い、、ゴール(目的)の違いが見え隠れ。制度設計の紹介を含めてテクニカルには、とても面白いけれど、だいぶんと翻訳が必要なように感じた。
妄想、、まとまらないので、、単語の羅列、、、デザイン思想と、思想から生まれるカタチ、その周りに漂う空気、色やカタチやサイズや手触りなど五感が受け取る情報、需要者に伝わる情報、非言語を含む情報によるコミュニケーション、、その間のいろいろな不等号。知財でデザイン(意匠)を模倣から護るのは、どこまで可能で、、どこまでは不要なのかしらん、、、、、、というような、ウメサオ的ではない問いが浮かんだりする。すこし違和感。。。
しばらく、ものづくり企業のデザインによる活性というテーマに携わっていて、その延長線上で、コンテンツ産業やメディア、販売の場面について、妄想中。

プロセスと、、ものづくりとコミュニケーションのデザイン

「開発(素材・技術)−生産・製造・制作−流通・管理−販売−消費・受容・利用(生活)」の事業のプロセス、そこで生じる市場(バイヤー、ユーザー)とのあらゆる接点(タッチポイント)において、ブランディングを意識すること。全体を俯瞰しながら、企業のコンディションにあわせて、もの・こと、サービスを融合させ、作り手から使い手へモノやサービスの価値がスムースに伝わるよう、全体をコントロールしていくことが大切。
先日のセミナー(日経デザイン 下川編集長)では、ものづくりとコミュニケーションのデザインを通じて、ブランド価値を見える化し、それを伝えるプロセスにおいて、人、モノ、カネ、時間 をマネジメントすることが、デザイン・プロデュースの実際であると仰っていた(、と理解した)。
追記、、図解してみた、、
あれ、価値のあるなしは、だれが決めるのかしら?

ブ、文明史的に …

民博「ウメサオタダオ展」から、、氏の「情報の文明学」に、第2次産業は情報をざっくりとしか扱えていない産業で、、もっと精密化できる、、、農業、製造業の情報化が進んでいる、とあった(40年前に)。
モノ自体がシンプルに語りかけるデザイン、、それを可能にする伝統の技の蓄積、先端的な科学技術・素材も生まれている。
また、すべての存在、それ自体が情報であり、メディアは情報を流すために存在していて、そこにでは、合目的的にコンテンツ流れているわけではない(水が流れるために蛇口があるように、、違う?)、とか、情報とコミュニケーションは別物と、いう記述もあった。
それぞれに込められた情報の特徴、目に見えるモノ、目に見えないサービス、加えられるコンテンツ、メディア、デザインのそれぞれに共通することと、しないこと。
あれっ、情報とコンテンツ、情報と価値、どう違うのかしら…情報を見える化したものがコンテンツ、その手法がクリエイティビティ、、??、デザイン??、あれれっ。てな感じで、危ういまま。。。

もういちど、プロセス …

文献には、業種の違いによって、事業のプロセスにいろいろな言葉が当てられているのも、面白かった。コンテンツ系では川下にウェイトが置かれ、生活の中のほうまで入り込んで考えられている。クリエイター・プロデューサーと呼ばれる人がどの事業範囲までを担うのか、どの視座から俯瞰するのか、を考えたい。

妄想、つづき、、

国内市場が縮小し、海外展開、国際協業が求められるという現実の中で、産業だけ考えていると、地域に拘る理由が見失われる。従事する人、雇用と暮らし、さらには活動の舞台である地域・都市のことも想像しながら、あり様を考えていきたい。また、メディアの世界でも、技術革新を通じて、コミュニケーションのツール(媒体)は進化し、双方向となり受発信の起点が相互に入れ替わり、それに 応じたコミュニケーションやコンテンツのデザインが生まれている。ただ、その軸は、モノ(サービス)の価値をシェアする、作り手と使い手の関係づくりにあ る、のかしらん。

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