Site Overlay

ルーシー・リー展

週末、東洋陶磁美術館で開催のルーシー・リー展へ。会期中にギリギリ間にあって、朝の開場前からの数十人の列に加わった。

ひき込まれる作品の数々、なんてっ柔らかいカタチとイロであることよ。
鮮やかなピンクやブルーに、熔岩釉さえも優しく見せるか細い輪郭、サラダボールの丸みと微妙な歪みと、掻き落としの素朴な線模様。
寛次郎作品の肉肉しさとは対照的な薄い縁取り。でもでも、共通する優しさ。
それと、、ユダヤ人という出自や亡命といった苦難や、きっと囚われたに違いない恐怖がどう関係しているのか、していないのかしらん、、と思いながら、作品を観(み)、こころの緩みを感じつつ巡った、なんとも心地よい時間でした。

Copyright © 2024 knots make. All Rights Reserved. | CS Child Theme by kawyuk