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2gk ちらし挟み込み

稽古あと、「挟み込み」用にこんなちらしができましたっ、という、アナウンス。

舞台美術のこが、ちらしをデザイン、、、この大胆なこと、、、
いまどきの、「フライヤー」という言葉は似合わない。

そういえば…

「挟み込み」という言葉自体が、ずいぶんと、久し振り。お客用に、大量のちらしを抱えて、、ゲネプロ中の昼間なんかにいくつかの劇団が集まった。 みんなが巡繰り(じゅんぐり)にくるくる回って一枚ずつ束ねていく。
それに遅刻したときなんかは、文字通り、ひとり、その束に挟み込んでいく、、。
その責任者は「ジョーセン」(情報宣伝のこと)と呼ばれていた。たまに差し入れを持参することもあって、大抵は、一升瓶。もちろん銘柄が分かる年ごろではないので、なんとなく、、「剣菱」くらいが失礼のない相場だ、と教えられた、気がする。
楽日あとの打ち上げでは、大抵、一晩中、飲み続けていて、最後の五次会辺りはどこかのお宅に転がり込むのが常だった。
だれかが差し入れられた一升瓶を抱えていて、そこらへんの湯のみ茶碗につぎながらいただく。ひとりふたりと倒れていき(眠っていき)、なんかよくわからないうちに朝を迎え、午後には学生会館前に停められたトラックでの、積み下ろしの作業が待っている。
そんな、後の祭り…が繰り返されていた、、のかしらん。

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