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お湯の湧くまちの人

N県のKanさんから、数年ぶりの着信。
その町はとてもいいお湯が湧く温泉街。仕事とはいえ、行くのがとても楽しみだった。理由は二つあって、お湯につかって美しい夕日を眺められること、まちの人びとと交わることで元気がもらえること。
地元では名の通ったカステラ屋さんの社長さんだけれど、地方の厳しい経済状況のなかで、文字通り身銭をきって、まちの活性に尽くされていた。民間 人として、「地域の雇用を守りたい」というのが芯にあって、様ざまな策を練って実践しておられた(今日の電話もそんな企みにつながる問合せ…)。
こちらも、そんな熱い思いにほだされて気持ちも入った。(湯温は99℃という説があって、それにものぼせた。) で、経験もない無茶なプランをでっち上げて、右往左往しながら、かたちにしていくことが楽しかった。
自身を語るうえで、考え方の根っこをかためるうえで、欠かせない実体験をさせてもらったまち。何年か通わせてもらったけれど、十分 お役にたてないままで気になっていたし、、それさえも忘れかけるほど年月が経ってしまっていただけに、ありがたい声だった。
この4月に県議さんになられた、という。え、えっ、えっ、、どういう心境の変化かっ、と驚いた。そして、あぁっ、今度は、そちら側から行かれますか とナットクしつつ、、ご活躍を祈念。

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